【奨励賞】研究の世界の広さと深さを改めて感じた(渡邉ひさぎ、東京都市大学)

渡邉ひさぎ(東京都市大学)

学会発表は学生のうちに達成したいチャレンジのひとつでした

今回、学会で学生発表の機会をいただき、自身の研究について人に伝えるという貴重な経験をしました。私にとって学会発表は人生初めての経験であり、学生のうちに達成したいチャレンジのひとつでした。実際に発表をしてみて、普段は限られた範囲でしか話すことのなかった研究内容を多様な背景を持つ方々からの意見をいただけたことがとても刺激的でした。自分の考えを整理して言葉にすることで理解が深まるだけでなく、質問やコメントを通して新しい視点に気づかされる瞬間があり、研究を人と共有することの面白さを実感しました。

研究の世界の広さと深さを改めて感じた

また、他の方々の発表を聞く中で、研究の世界の広さと深さを改めて感じました。一つひとつのテーマの裏にある試行錯誤や探究の積み重ねに心を動かされました。世の中にはこうして日々、さまざまな分野で研究に真摯に取り組む人々がいて、その一つひとつの積み重ねが新しい発見や社会の変化につながっていくのだと思うと、胸が高鳴るような感覚がありました。学会という場は、知識を発表するだけでなく、研究者同士が互いに刺激を与え合い、新しい関心や課題を見いだす場所なのだと実感しました。今回の経験を通して、自分の研究テーマに対して前向きになれたことで、さらに探究を深めていきたいという気持ちが強くなりました。このような貴重な機会をいただき、心から感謝しています。