小さな世界都市豊岡の挑戦・セッション・研究部会・クロージング(第15回豊岡研究大会報告)

総務省ブース

ランチョンセミナー

関幸子乱入

JKセッション

コーディネーター:永松俊雄

日本の大学はオワコン?

日曜日、豊岡市で行われた地域活性学会に参加したのですが、開成高校の学生発表が2件あった。私が聞けたのは1件だったが、もう1件の方でとある先生が「なぜ学会に?受験勉強忙しいでしょう?」と聞いたところ衝撃的な回答が。学生『海外の大学へ進学を考えているので、こうした学会発表の方が実績になる』と。。。※ちなみに『地域活性学会』なんだけどな。。。まあ、海外で素晴らしい活動して、いつか日本で、、、とも思うが、日本の大学もこういう学生が引き続き日本で学びたいと思ってくれるようになってほしいなと思う。地域の様々な大学が「地域活性化」などをテーマにした学部作っているけど、そもそもその地域だけを勉強してのものだけではいけないはずで。グローバルな知識とマインドも必要だと思うので、どうカリキュラムをつくるかももっと考えないといけないのかなあと思っています。(片桐)

地方の未来についてどう思うか聞けなかったのは残念

開成高校からケンブリッジ大学の経済学部に進学するという若者の話も聞きました。質問タイムに東大などのための受験勉強が忙しいと思うんだけど、どうして経済学の研究をして学会で発表しようと思ったのか?と質問したら、最初から海外の大学に進学するつもりで、学会での発表は実績になるし、経済学の本を読むのは英語の勉強にもなりましたと。レベルが違う(笑)同じ高校の二年生にも同じこと聞いたけど、もう海外の大学に行くつもりだと。日本に帰って来てくれるか分からないけど、日本の未来は明るい!時間が無くて、今の優秀な高校生からは日本の未来、しいては地方の未来についてどう思うか聞けなかったのは残念。(舛井)>地方も含め日本全体を引っ張っていく貢献ができる人材になれますように英国で知見を広めて参りたいと思います。(高校生からの返信)

官民パートナーシップ研究部会

中央:牧慎太郎(元総務省)

ネイチャー・ポジティブ視点の地域デザインセッション

大和田順子(同志社大学)

金融部会

左:山口省蔵(元日銀)

右から小野博幸(山形大学)、日下智晴(元金融庁)

地域おこし研究部会

西嶋 一泰(左:島根県立大学)、藤井 裕也(右)

地域活性学会にはじめて研究大会に現地参加しました。豊岡は微妙に遠いのでプログラム全部いることはできませんでしたが、行ってよかったです。2日目に地域おこし研究部会「地域の現場での実践研究と可能性」に参加しました
地域おこし協力隊OBの藤井裕也さん(岡山県の協力隊ネットワークOENの代表)、同じく協力OBの西嶋一泰さん(しまね協力隊ネットワーク理事)、協力隊じゃない立場で真庭で地方のくらしと経済をより面白くする活動をしている藤田亮太さん(シェアハウスいとくる)から実践研究をお聴きしたあとトークセッションでは会場のみなさんからのお話も聴きつつ、地域おこし協力隊と地域をめぐる変化や大事なことを共有しました。2009年から始まった地域おこし協力隊制度。制度が各地で発展したり変異したり、黎明期から現在まで協力隊の数だけ出会いがありエピソードがあり変化があります。協力隊×地域住民×行政のトライアングルも変化し、様々な人や地域や組織と新しいつながり・関係が生まれたり、しんどいことがあったり、地域おこし協力隊が生み出した価値・与えた影響は大きく、協力隊ではない人も制度に関係なくやってみるきっかけになったり、地域の空気のような認識を問い直したり見つめ直したり、人も地域も未来に向けて変わっていける、そんなことが全国に発芽し花が咲き種をまいています。一方で地域おこしビジネスや行政の都合に協力隊が消耗されていることも気がかりです。特交もあるしまずは地域おこし協力隊にその任務になってもらいませんか的に体よく役割にはめ込まれる。地域おこし協力隊なのに地域との関わりのないミッションだったりもあったり、ネットワークやアドバイザー制度、サポートデスクなどもできてきましたが、そろそろ協力隊という枠だけで考えるのではなく、協力隊から生まれた新たな価値の評価をする時期かなぁと思いました。設定と実際のズレを整える機会にもなりますしね。お出会いできたみなさん、ありがとうございました(^^)/いい時間でした(前神)

地域活性化メソトロジー研究部会

中嶋聞多(地域活性学会3代目会長)

右:村瀬博昭(奈良県立大学)

SDGsを活かす持続可能な地域づくり研究部会

左から白井信雄(武蔵野大学)、奥山睦(静岡大学)、大和田順子(同社社大学)

大会クロージング

支えていただきましたみなさまに感謝します!

学会員のみなさま。去る9月2日、3日に行われました地域活性学会第15回研究大会は、豊岡市民51人を含む353名の参加をいただき大盛況のうちに無事に終了することができましたことを、実行委員長として心よりの喜びとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。大会のテーマ「小さな世界都市 豊岡の挑戦 ~ローカルとグローバル、環境と経済、演劇と日常~」に沿い、多様なセッションやパネルディスカッションが行われました。それぞれのセッションで繰り広げられた議論は、非常に高い水準であり、今後の地域活性化に大きなインパクトを与えるものと確信しています。関貫久仁郎市長はじめ豊岡市役所の皆さま、宮垣健生氏率いる豊岡委員会の皆さま、実行委員会の皆さまに心より感謝申し上げます。また、総務省自治行政局地域政策課からのご参加、芸術文化観光専門職大学での会場提供、信金中央金庫様からの財政的支援など、多方面からのご支援に感謝いたします。そして何より、この大会が成功したのは、多様なバックグラウンドを持つ学会員の皆さまが一堂に会し、知識と経験を共有し、地域活性化に対する熱い思いを持って参加してくださったからです。対話と学びの場を共有できたことは、本学会にとっても非常に価値のある経験となりました。最後に、この大会が皆様の地域活性化に関する研究や実践のさらなる発展につながることを願ってます。ありがとうございました。 地域活性学会第15回研究大会実行委員長 石川秀樹

芸術文化観光専門職大学のみなさま、ご苦労様でした!(瓶内先生)

但馬信金の関係者のみなさま、ご苦労様でした!

ご参加のみなさま、ご苦労様でした!

質問者のみなさま、ご苦労様でした!(北村森先生、サイバー大学)

発表者のみなさま、ご苦労様でした!

座長のみなさま 、ご苦労様でした!

石川実行委員長、ご苦労様でした!