【名市大情報】地域活性学会第16回研究大会開催概要(最終版)

Tシャツ:色は2 種類それぞれ75 枚を発注。サイズはM10 枚/L35 枚/XL20 枚/XXL10 枚 (合計75 枚)

開催まで2か月を切り、地域活性学会第16回研究大会(名古屋市立大学)の登録申し込みをしました。私は①一般研究発表はしないので申し込まず、②一般参加者の参加申込を行い、③フィールドリサーチの参加申込を行い、④懇親会の参加申込を行い、⑤昼食(9月7日(土)・9月8日(日))の事前予約を行いました。なお、名古屋市内はさすがに大都会で、なおかつ土日なのでホテル代は高いです。私は金山エリアのホテルを3泊予約しました。ホテルは満室に近づくにつれ、値段が高い部屋しか残っていないのでこちらもお早めにお申し込みください!(斉藤)

開催概要

日程:2024 年 9 月 7 日(土)・8 日(日) ※フィールドリサーチ:9 月 9 日(月)、会場:名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス 3 号館・2 号館(懇親会は学生食堂)、(名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑 1)テーマ:「挑戦のエコシステム」、共催:地域活性学会、名古屋市立大学都市政策研究センター、後援(申請予定):中部経済連合会、名古屋市、実施体制:地域活性学会第 16 回研究大会実行委員会、開催趣旨:地域活性学会「第 16 回研究大会」では、産学官民の協働による挑戦者を支えるエコシステムとして、次の意味を込めた「挑戦のエコシステム」を基本テーマに掲げて開催します。「挑戦者が安心して一歩を踏み出すことのできる地域」「挑戦を応援する人にあふれている(つなげる人、一緒に協働する人、できることを持ち寄れる人)」「挑戦の経験を伝えることをいとわない人にあふれている」。

名古屋市立大学滝子キャンパス・アクセス https://www.nagoya-cu.ac.jp/access/takiko/

地域活性学会 第16回研究大会実行委員

実行委員長:鵜飼宏成(名古屋市立大学大学院教授、副会長・東海支部長)副実行委員長:今瀬政司(愛知東邦大学教授、市民活動情報センター代表理事、東海支部副支部長)実行委員:稲葉久之(フリーランス・ファシリテーター、東海支部名古屋支所長)今永典秀(名古屋産業大学准教授、東海支部尾張支所長)加藤明彦(愛知中小企業家同友会相談役理事、エイベックス(株)会長)岸川政之(元三重県多気町職員、未来の大人応援プロジェクト)中村憲和(一般社団法人わくわくスイッチ代表理事)藤田まや(株式会社ナゴノダナバンク 代表取締役)神酒太郎(岐阜大学准教授、東海支部所属)鳥谷紀寿(名古屋市立大学都市政策研究センター事務局)

実行委員長:鵜飼宏成(名古屋市立大学大学院教授、副会長・東海支部長)

地域活性学会第16回研究大会が名古屋市立大学滝子キャンパスを会場に開催されます。テーマは「挑戦のエコシステム」。基調講演で中部経済連合会のエコシステムの考え方が具体的に展開され、続く鼎談で、行政、NPOのエコシステムの考えが交わり、深掘ります。化学反応が楽しみです。基調講演、地域活性シンポジウムは、どなたでも参加いただけます。私は、大会実行委員長を務めます。どうぞよろしくお願いします。

大会プログラム概要


◆2024年9月7日(土) 

10:00~ 受付開始
10:30~12:00(90 分)一般研究発表セッション、学生発表セッション
12:00~13:00(90 分)休憩・昼食
13:00~13:30(30 分)大会オープニング
13:30~15:00(90 分)研究大会シンポジウム1部(基調講演Ⅰ~Ⅲ)
15:10~15:50(40 分)研究大会シンポジウム 2 部(基調講演者による鼎談)
16:00~17:30(90 分)一般研究発表セッション、能登半島地震報告セッション
18:00~20:00(120 分)論文賞授賞式、懇親会


◆2024年9月8日(日)

8:30~ 受付開始
9:00~10:30(90 分)一般研究発表セッション、部会・企画セッション、学生発表セッション
10:35~12:05(90 分)一般研究発表セッション、部会・企画セッション
12:05~13:00(55 分)休憩・昼食
13:00~13:30(30 分)総会
13:35~15:05(90 分)地域活性シンポジウム
15:10~16:40(90 分)一般研究発表セッション、フィールドリサーチセッション、部会・企画セッション
16:45~17:00(15 分)大会クロージング

(クリックすると発表演題が見られます)


令和6年能登半島地震報告

テーマ:令和6年能登半島地震報告 日時:2024年9月7日(土曜日)16:00-17:30 会場:第10会場、令和6年1月1日16時10分に石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の大規模地震が発生しました。消防庁によれば、7月1日の時点で人的被害は死者を含めて1,326名、住家被害は全壊及び半壊を含めて127,334棟であり、現在も復旧、復興活動が進められており地域住民が安心して生活するまでには相当な時間を要することが予想されます。本セッションでは、被害の実態を知って頂くとともに、会員の皆さんと一緒に被災地域に対して学会がどのような立ち位置で復興支援できるのかを考えていきます。セッションの前半部分では発災時からの被害状況や復旧、復興について、奥能登「穴水町」の事例報告を行い、セッションの後半部分では会員の皆さんと意見交換の場を設定します。

登壇者

吉村 光輝(穴水町町長) ※ビデオレター、黒田 篤史(穴水町復旧復興対策室長) ※オンライン参加、池田幸應(金沢星稜大学名誉教授、本学会北信越支部長)、垣花渉(石川県立看護大学教授、本学会北信越副支部長)コーディネーター:山中 憲行(前橋工科大学講師、本学会副会長「令和6年能登半島地震」被害調査チームリーダー)

以下の写真は、被災地での被害の様子の一実例です。

穴水高等学校校門前道路の崩壊(写真提供:穴水町)

穴水町中心市街地での家屋倒壊


研究部会セッション一覧

研究部会名

セッションテーマ

域学連携部会 地域活性化と域学連携 高校魅力化、高大接続も含めて
SDGsを活かす地域づくり研究会 環境と経済、社会の統合的発展は本当に可能なのか〜批判的思考で考える
官民パートナーシップ研究部会 地方創生から10年、新たな官民連携によるまちづくり
離島振興部会 離島における危機管理マネジメントのあり方
金融部会 地域活性事業の新しい資金確保のありよう~東海地域の取り組み事例から
地域活性化メソドロジー研究部会 情報システムの利活用による地域活性化の促進可能性(仮題)
関係人口研究部会 地方自治体の関係人口戦略と地域の変革―塩尻市と飛騨市の先進モデルからー

域学連携部会

日時:2024 年9 月8 日(日曜日)10;35-12:05会場:第2会場2号館201テーマ:地域活性化と域学連携 高校魅力化、高大接続も含めて概要:地域活性化において重要だと考えられる、域学(大学・高校を想定)連携について、高校魅力化、高大接続を含めて、最先端と考えられる取り組みを紹介し、議論を行う。

地域活性化において重要だと考えられる、域学(大学・高校を想定)連携について、高校魅力化、高大接続を含めて、最先端と考えられる取り組みを紹介し、議論を行う。登壇者:発表順調整中 敬称略
〇高橋俊典 山形県小国町教育委員会高校魅力化推進室長/片岡隆史 同高校魅力化コーディネーター(早稲田大学学生)/山形県立小国高校生徒 ※先日の中山間フォーラムでも話題となった小国町の取り組みについて(全国小規模高校サミット主催地)
地域活性化と高校魅力化/山形県小国町と県立小国高校の事例から(仮)県立小国高等学校生徒がリモートで参加予定
〇佐々木健人(早稲田大学国際教養学部4年)/鮫島采希(文化構想学部3年) AEONTOWA STUDENTSの活動(地域民産学連携)
〇牧慎太郎 千葉大学災害治療学研究所特任教授 「千葉大学における地域と連携した取り組みについて」(元消防大学校校長、域学連携部会顧問)
〇大和田順子 OCC教育テック総合研究所上級研究員 「世界農業遺産・SDG未来都市 和歌山県みなべ町と関西の大学による共創活動」(地域活性学会理事、域学連携部会副部会長)
〇鵜飼宏成 名古屋市立大学大学院教授、大会実行委員長、地域活性学会副会長  「名古屋市立大学の高大接続への取組」 

他に大学・高校等今後の研究内容・イベント計画などの発表があります。

コーディネーター:
岡田久典(早稲田大学環境総合研究センター上級研究員、早稲田大学AEONTOWAリサーチセンター副代表、地域活性学会域学連携部会長、P2M学会理事)

SDGs を活かす持続可能な地域づくり研究部会

日時:2024 年9 月8 日(日曜日)9:00-10:30 会場:第3 会場 2 号館202 テーマ:環境と経済、社会の統合的発展は本当に可能なのか~批判的思考で考える 概要:持続可能な地域づくりとは、環境と経済、社会の統合的発展を図り、環境保全と地域経済の活性化、社会的包摂やコミュニティ再生等を一体的に図る取組みである。こうした考え方に基づき、SDGs 未来都市やスマートシティ、地域循環共生圏等といった地域での実践が進められてきた。しかし、理想は本当に実現できているのだろうか。批判的思考で考え、創造的な対話を行う。

官民パートナーシップ研究部会

日時:2024 年9 月8 日(日) 15:10-16:40会場:第2 会場2 号館201テーマ:今、再び、地方創生を考える。概要:2014年の「まち・ひと・しごと創生法」の制定後に始まった地方創生はことしで10年目を迎える。ここで、新たに、人口戦略会議において、増田寛也氏が消滅可能性自治体を指定した。その中で、10年経過した地方創生戦略を改めて検討することが重要になってきている。本セッションでは、人口減少化の中で、官民連携によるまちづくりの処方箋を考える。

離島振興部会

▷日時:2024 年9 月8 日(日)9:00-10:30(90 分)▷会場:第2会場(2 号館201)テーマ:離島における危機管理マネジメントのあり方共催:地域活性学会「離島振興部会」、NPO 法人市民活動情報センター、日本離島研究会、神津島郷(シマ)づくり研究会
形態:会場対面・オンライン併用(共催4団体にZoom URL 通知)概要:「地域活性学会第15 回研究大会」において、地域活性学会「離島振興部会」、NPO 法人市民活動情報センター、日本離島研究会の三者共催で、「コロナ禍の経験から学ぶ次代の離島振興」をテーマにセッションを開催して議論した。その成果を踏まえて、「第16 回研究大会」においては、神津島郷(シマ)づくり研究会を加えた四者共催で、「離島における危機管理マネジメントのあり方」をテーマにして、各分野から研究発表を行って議論するとともに、今後の新たな共催企画について検討する。なお、市民活動情報センター、神津島郷(シマ)づくり研究会、離島振興部会は、2016 年に『神津島創生シンポジウム ~“もったいない資源”の繋ぎ合わせからの創生~ プラス 「今後の離島振興のあり方 ~改めて日本の離島振興を問う~」』を三者共催で開催している。

金融部会

日時:2024 年9 月8日(日曜日)10;35-12:05会場:第3会場2号館202、テーマ:地域活性事業の応援的な財源開発のありよう~東海地域の事例から、概要:各地域では、それぞれの特徴を活かした様々な「まちおこし」の事業が取り組まれている。そのいずれの事業においても、事業を継続していくうえで資金をどう確保するかが大きな課題の一つとなっている。一方、今年の第213 回国会において事業性融資の推進等に関する法律が可決され、成立した。従来では担保権の設定が困難であった事業資産についても、担保価値を認めた資金調達(事業性融資)を可能にするものとして、今後の地域活性事業の資金供給にどう影響するのかも注目される。東海地域では、岐阜市の十六フィナンシャルグループが、グループ会社として「カンダまちおこし株式会社」を設立するなど、特徴的ないくつかの取り組みがみられる。それぞれの取組みについて、中核となっている方々が取り組み事例をプレゼンテーションする。それらの事例に学びつつ、持続的な地域活性事業の応援的な財源開発のありようについてフロア参加者とともに議論する。

地域活性化メソドロジー研究部会

日時:2024 年9 月8 日(日)15;10-16:40会場:第3 会場2 号館202テーマ:情報システム学的視点から地域の活性化を考える
概要:地域活性化メソドロジー研究部会では、これまで主に2 つの活動を進めてきました。1つは「地域活性化とは何か」の問いに対して多くの会員の方にご意見を伺い、地域活性化の定義づくりを模索してきました。2 つは、地域活性学会で報告・投稿された、全国各地の地域活性化の事例を分析し、どこの地域でも共通した課題発見や解決等の方法論を構築する可能性の検討です。本報告では、研究大会の開催地である名古屋市立大学の「挑戦のエコシステム」を踏まえ、地域活性化への新たな挑戦として、情報システム分野からの地域活性化への貢献の方向性について、研究者・実務家から研究報告や、情報システムによる地域活性化の方向性に関する議論を行う予定です。これまで、地域活性化の取り組みとして情報システムが活用される事例等は、本学会でも数多く報告されておりますが、そのほとんどが地域課題解決のためにコンピュータペースの情報システム(いまでいうDX)を用いるというものでした。今回は、人間や組織、社会を含めた情報システムの再構築がどのように地域活性化に役に立つのかご参加いただいた方々と一緒に考えようと思います。

関係人口研究部会

日時:2024 年9 月8 日(日曜日)10:35-12:05会場:第4 会場 2 号館203テーマ:「地方自治体の関係人口戦略と地域の変革―塩尻市と飛騨市の先進モデルからー」概要:地方圏では、人口減少により、地域づくりの担い手不足という課題に直面しています。このような問題意識から、本研究部会では、地域外の人材が地域づくりの担い手となる関係人口について、外部講師を招いて、当該分野の研究の交流、政府への政策提言を目的として取り組んでおります。第16 回研究大会では、関係人口に定評のある塩尻市と飛騨市の担当者をお招きし、自治体における関係人口の取組内容や課題についてご講演いただきます。特に、地域や社会との繋がりとしてのソーシャルキャピタルに着目して議論を進めたいと考えています。


◆2024年9月9日(月)フィールドリサーチ(テーマ「産業観光」)

8:30~ 9:00 集合・受付(JR 名古屋駅西口)
9:00~12:10(バス移動)エイベックス(株) 桑名先進工場/脱炭素先行地域「みなとアクルス(東邦ガス)」
12:10~13:30(昼食/バス移動)みなとアクルス内フードコート
13:30~16:30(徒歩移動)ナゴヤイノベーターズガレージ/低炭素モデル地区(錦二丁目低炭素地区まちづくりプロジェクト)/円頓寺商店街/なごのキャンパス
16:30 解散(JR 名古屋駅西口)


研究大会シンポジウム「挑戦のエコシステム 」

【市民公開プログラム(参加無料、事前予約不要)】

日程:2024 年 9 月 7 日(土) 13:30~15:50、会場:名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス 3 号館 201 教室

第1部(基調講演Ⅰ~Ⅲ)13:30~15:00

宮本文武(一般社団法人中部経済連合会 常務理事事務局長)「題名調整中」、中田英雄(名古屋市副市長)「題名調整中」、中村憲和(一般社団法人わくわくスイッチ代表理事)「題名調整中」

第 2 部(基調講演者による鼎談)15:10~15:50

宮本文武(代行)、中田英雄、中村憲和<ファシリテーター>保井俊之(叡啓大学教授、地域活性学会副会長)


地域活性シンポジウム「若者・新人・挑戦者を支える仕掛け×行動×志」 

【市民公開プログラム(参加無料、事前予約不要)】

日程:2024 年 9 月 8 日(日) 13:35~15:05、会場:名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス 3 号館 201 教室、<パネリスト>今永典秀(名古屋産業大学准教授、CoIU大学 ボンディングシップ・アドバイザー、東海支部尾張支所長)「人の成長を支える」、加藤明彦(愛知中小企業家同友会相談役理事、エイベックス(株)会長)「人と地域の成長を支える」、岸川政之(元三重県多気町職員、未来の大人応援プロジェクト)「若者の成長を支える」、藤田まや(株式会社ナゴノダナバンク 代表取締役)「地域の成長を支える」<コメンテーター>伊藤恭彦(名古屋市立大学理事・副学長(教育))、<ファシリテーター>今瀬政司(愛知東邦大学経営学部教授、市民活動情報センター代表理事、実行委員会副委員長)

左:実行委員長:鵜飼宏成(名古屋市立大学大学院教授、副会長・東海支部長)右:今瀬政司(愛知東邦大学経営学部教授、市民活動情報センター代表理事、実行委員会副委員長)=清成ゼミ出身のお二人


フィールドリサーチ「産業観光」

◆2024 年 9 月 8 日(日)

15:10~16:40 フィールドリサーチセッション(名古屋市立大学 滝子キャンパス 2 号館 204 教室)※9/9フィールドリサーチ各見学先の講師から事前に説明をお聞きして議論します。

◆2024 年 9 月 9 日(月)

8:30~ 9:00 集合・受付(JR 名古屋駅西口)
9:00~ 9:40 バス移動
9:40~10:40 「エイベックス(株)桑名先進工場」(三重県桑名市)見学(※工場内は写真不可)
10:40~11:10 バス移動
11:10~12:10 「脱炭素先行地域「みなとアクルス(東邦ガス)」」(名古屋市港区)見学
12:10~13:00 昼食(みなとアクルス内フードコート)
13:00~13:30 バス移動
13:30~14:15 「ナゴヤイノベーターズガレージ」(名古屋市中区)見学(徒歩移動含む)
14:15~15:00 「低炭素モデル地区(錦二丁目低炭素地区まちづくりプロジェクト)」(名古屋市中区)見学(徒歩移動含む)
15:00~15:45 「円頓寺商店街」(名古屋市西区)見学(徒歩移動含む)
15:45~16:30 「なごのキャンパス」(名古屋市西区)見学(徒歩移動含む)
16:30 解散(JR 名古屋駅西口)

※各時間帯は見学・移動の状況により変更の可能性があります。※午後は徒歩移動のため大きな手荷物は集合前に名古屋駅等でお預けされることをお勧めします。

ナゴヤイノベーターズガレージ