「誰一人取り残さない」ための地域創生も9月11日(日)関東学院大学で開催です

出石稔(関東学院大学法学部長)

いわゆる「ゴミ屋敷問題」は、周辺地域に衛生環境の悪化や悪臭といった影響を及ぼす一方、その原因者自身が精神的疾患や社会的孤立などの課題を抱えている場合も少なくない。ゴミ屋敷問題に対し、国の法制度による対応を待つだけでなく、自治体がごみ屋敷の原因者を含めた住民の安心な暮らしを確保するために取り組む必要があり、こうした取り組みも地域創生の一側面といえる。SDGsの「誰一人取り残さない」という理念のもと、ごみ屋敷問題を具体例に地域の課題を解決するための方策を一緒に考えていく。