北海道全体では、大豆の収穫量が約44%を占めており、特に十勝地域はその中心地です。大豆は、納豆や豆腐、味噌、醤油などの食品の原料として広く利用されています。2024年の大豆生産実績によると、十勝管内では作付面積が13,000ヘクタールに達し、収穫量は41,100トンに達しています。特に大規模農家は1億円を超える大型コンバインを導入して1時間余りで収穫を終える姿は、中山間地域で活動する私にとって驚きの連続でした。その様子を報告します(斉藤)。
1億円はする大型コンバインは大豆畑4ヘクタールをわずか1時間で刈り取る
大型コンバインで大豆を収穫し、メッシュコンテナ(容量1000kg)の中にあるフレコンバックに大豆を投入。このままJR貨物で鉄道がつながる食品工場へと運ばれます。JAを通した契約栽培。ジャガイモだと京都府にある貨物線路際にあるポテトチップ工場に横付けされ搬入されるのを見たことがあります。大豆は味噌や醤油、納豆や豆腐になり、これも埼玉県や京都府にある工場に横付けされるのでしょう。大都市の食を支える生命線。JAの集荷拠点に大豆は集められ、石抜きしてJR貨物にそのまま投入されるのか。JAは土地利用型農業で大きな役割を果たしています。
メッシュコンテナ(容量1000kg)の中にあるフレコンバックに大豆を投入
パレットに乗せ倉庫に搬入


