地域おこし協力隊は博士を目指せ!(動画付き)

藤井裕也さん(地域活性学会第6期理事)

地域おこし協力隊のモデルの斉藤俊幸です。藤井裕也さんの地域おこし協力隊Villageの定例勉強会で「地域活性学会JKについて」を話させていただきました。暴言、失言は許してね。動画は以下です。https://www.youtube.com/watch?v=SN2rWHODicE

博士課程入学に大学、大学院修士卒業資格を求めていない。

大学が認めれば、高校から大学、大学院修士課程を経ずに大学院修士課程に入学できます。大学が認めれば、大学から大学院修士課程を経ずに大学院博士課程に入学できます。大学院入学の要件は学会の査読論文認定の本数です。学会の査読論文が2本あることが、博士課程の学位取得の要件とする大学が多いです。学生にとって学会は重要な存在です。この博士課程には1年から3年で修了でき、なおかつオンラインで単位が取得できる社会人特別コースがあります。査読論文で問題にしてるのは論文を書く作法であり、内容に踏み込んでいない。

地域活性学会は査読論文の種類を増やし、ハードルを下げる予定

地域活性学会が査読する研究論文と研究ノートがある。これに事例研究が加わる予定です。JK育成の視点を持っています。私はJKとして博士課程に入学しました。大学院博士課程に行くのは24歳人口のたったの0.7%です。20代後半、30代で、博士課程で学ぶアメリカ。社会に一度出て、問題意識を持って入学しています。日本は、大学、大学院修士、博士課程と順番に上がってきています。世界の論文数の推移をみると中国が急上昇中です。日本は減少しています。日本の博士課程の全入学者の4割はJKです。大学院生の多くが保健分野の学生です。自由なテーマで博論書くのであれば、公立大学院が狙い目です。東京にある国立大学では指導教官の研究テーマの範囲内でのテーマ設定が求められます。なので博士課程学生として受け入れられない。東京都内の大学で博士号を持たずに教員になった人は地方の公立大学で博士課程に入るケースが多いと聞いています。

高知工科大学博士課程に入学し、那須先生から指導を受ける私

幸せな活躍層

パーソル総合研究所・ベネッセ教育総合研究所・中原淳「若年就業者のウェルビーイングと学びに関する定量調査」によると、「はたらくことを通じて、幸せを感じている」などの7項目を「個人の主観的な幸せ」として測定し、「顧客や関係者に任された役割を果たしている」「担当した業務の責任を果たしている」などの5項目を個人のジョブ・パフォーマンスとして測定した上で、全体分布の中でともに高い層を「幸せな活躍層」として定義しています。幸せな活躍層は学習意欲が高い。幸せな活躍層はソーシャルラーニングが4倍高いとの結果を発表しています。みんな、学ぼう!地域おこし協力隊は博士を目指せ!

Writer:斉藤俊幸