解は古典(デユーイとミル)にあります。時代がどんなに変わっても、人間の学び、リサーチクエスチョンは100年越えても不変です。個人的にはソクラテスの時代から変わっていないのかおしれません。総探疲れは、進学校では顕著です。長崎県は進学校ほど共通試験(国公立)を意識したカリキュラム編成です。生徒も高校教員もそれに従い行動します。財政支援もありません。これは部活と同じ構造的な課題ではないでしょうか。(藤原章、長崎総合科学大学)
■ 近畿大学附属広島高等学校福山校(岡崎先生・生徒)
– 現状・課題: 人口流出が進む福山市において、卒業生の多くが県外へ流出。- 取り組み: 地域課題(バラの剪定枝やデニムなど)を活用した商品開発やバイオコークス研究を実施。- 課題: 活動資金の不足、および高大連携による大学教員からの継続的な支援・協力の必要性。
■ 長崎総合科学大学(藤原先生)
– 総探の課題: 教員の専門性と指導の乖離、評価の難しさ、教員の負担増加。- 提案・理念: デューイの教育思想などをベースにした指導や、大学のゼミ(院生・学部生)へ高校生を巻き込むアプローチの実践と効果。
■ 地域起業・地方創生と起業家教育(斉藤氏)
– 問題意識: 地方におけるビジネスチャンスや好事例の情報が高校現場に届いていない。- 提案: 地域に残る若者向けの実践的な事例提示や、「ローカル10000プロジェクト」等の仕組みの活用。
■ 全体討議・主な論点
– 教育現場と地域情報の断絶: 首長部局・地域起業家と教育委員会の連携不足。- 高大連携のあり方: 存続危機にある地方高校と大学の恒常的連携、およびそれを支えるコーディネーターの重要性。- 今後の検討事項: バイオ炭の活用可能性、学会側での総探事例集の作成検討など。


