全国離島振興協議会総会の基調講演講師として参加してきました。全国の離島市町村長が集まりました。台風の影響で参加できなくなった方もいましたが、滞りなく議案、決議が採択された後に、農業自衛隊代表の松上さんと、人材育成に関する斉藤の講演が行われ、懇談会では各市町村長と様々な情報交換ができました(斉藤)。
全国離島振興協議会総会
6月1日(月)、長崎県新上五島町で開催された「令和8年度全国離島振興協議会通常総会」に加藤政務官が出席しました。加藤政務官は来賓挨拶にて「離島振興法に基づき、医療・介護、教育、交通など島民の生活を支える取組はもとより、防災・減災・国土強靱化、移住・定住に向けた環境整備などの離島振興施策を着実に進めてまいります。」と述べました(国土交通省発表)。
全国離島振興協議会令和8年度通常総会講演会
離島振興懇談会
現地調査
長崎県 新上五島町 の農林課の皆さまにご案内いただき、島内の農業・畜産の現場を視察させていただきました。曽根地区では畜産農家の古川さんの牛舎を見学し、また農業をされている元漁師の橋口さんから、農業や漁業の現状についてお話を伺いました。古川さんは一度島を離れた後、故郷へ戻り新規就農という大きな決断をされました。しかし、畜産を始めるためには多くの課題がありました。牛舎整備に伴う地域住民の理解、資金調達、事業計画の構築など、一つひとつを自らの力で乗り越えてこられたそうです。諦めることなく挑戦を続け、今では周囲からの理解や信頼を得ながら、さらなる放牧地の開墾や飼料生産のための畑づくりにも取り組まれています。その姿から感じたのは、「地域を守るのは、誰かではなく自分自身の行動である」ということでした。島には豊かな資源があります。しかし、その資源を活かし守り続ける「人」がいなければ、地域は維持できません。行政も現場も必死に地域を守ろうと動いています。だからこそ私たち農業自衛隊も、外から応援するだけではなく、地域の皆さまと共に汗をかき、共に課題解決に取り組める仕組みづくりを急がなければならないと強く感じました。地方創生とは、特別なことではありません。「誰かがやるだろう」ではなく、 「自分がやる」。その覚悟を持った人が一人増えるたびに、地域の未来は変わります。新上五島町で出会った皆さまの挑戦と覚悟に、心から敬意を表します(農業自衛隊松上さん)。

長崎港~奈良尾港(長崎商船、椿)
お土産


