【能登半島地震】下唐川通信「絆」、ゆっくりしましょう!

ゆっくりしましょう!(64号、2024年11月13日発行)

アドラさんのカフェ:みなさんでゆっくりお話しましょう!

アドラ・ジャパンの三牧さんより連絡があり,16日(土)いつものカフェを開催して頂くことになりました。今回足湯はありませんが,秋の一日ゆっくりとアドラのみなさんや地区の人たちとおしゃべりをしましょう。能登半島地震から10か月以上が過ぎ,公費解体も進んでいる今,それぞれが思っていることを語り合うのもいいと思います。団地に入っている方も家で生活している方も,人と話すことがめっきり減ったのではないでしょうか。それぞれの思いを聞くことによって,共感したり,共有できたりすることがあると思います。みなさんのご参加をお待ちしていますので,気楽においでください。お待ちしています。以前集会所に宿泊した「チームながでん」の方からおいしい長野のりんごを頂きました。そのりんごも食して頂ければと思っています。

集会所をどうぞご利用ください

10日(日),松木光徳さんがお孫さんの七五三で,集会所を利用してくださいました。仮設団地だと狭くてみんなが集まることができません。下唐川に来たいけれど宿泊する場所がないからという理由で遠慮してしまうこともあるでしょう。私は,そんな気遣いをしないで,下唐川に里帰り等ができればいいなと考えています。休憩に利用したり,宿泊したり。布団も6人分用意してあります。どうぞ,遠慮なさらずに集会所を利用してくださいね。また,これから天候も悪くなります。集会所の玄関に洗濯機と乾燥機があります。少し時間はかかりますが乾燥機等もご利用ください。
★26日(火)「からこ菜」の畑の草刈りに農業ボランティアの方が来てくださいます。休憩や昼食で集会所を利用します。また,個人の自家用車で来られるということで,空いている団地の駐車場や集会所前を利用しますのでご理解の程宜しくお願いします。(文責:加代 等)

笑顔でゆっくりできました(65号、2024年11月17日発行)

子どもの声,みんなの笑顔,いい天気,とてもゆっくりできました。

16日(土)の午後からアドラさんによる「カフェ」が開催されました。今回もたくさんの方に参加いただき,おしゃべりと笑顔のとてもいい「カフェ」になりました。忙しい中,コーヒーと「ながでん」さんから頂いたりんご,そして,お菓子で一息ついて行かれた方もいます。こうやって,時々みんなで集まっておしゃべりをするのは,とてもいいですね。今日は,松尾さんのお孫さんも参加してくれ,久しぶりに元気のいい子どもの声を聴くことができました。気持ちがさらに和やかになりました。そう言えば,避難所生活の中,松木さんのところのゆうなちゃんの愛らしい笑顔にどれだけみんなが癒されたことか。29日(金)の午前中,今度はペットボトルを配布して頂いている「レスキューストックヤード」さんの方々がカフェを,そして,12月には,またアドラさんが・・・。みんながおしゃべりできる場を提供して下さいます。ありがたいことです。

NHK:「あさイチ」の取材が入ります。

19日(火),20日(水)の両日,NHK「あさイチ」の取材が下唐川に入ります。『能登の暮らしを取り戻すには 被災地の模索』というテーマで,輪島市や珠洲市など能登地区全体の復興の状況を取材するそうです。その中に私たちの下唐川地区も取り上げたいということで,取材の申し込みがありました。道路を自分たちの手で修復したことやふるさと回帰型の第2団地ができたこと,自治会やコミュニティーとしての取り組みなどこれまでも新聞やテレビ等で取り上げられてきました。能登半島地震の現実を取り上げて頂き,小さな一つの地区の取り組みが,少しでも能登半島の復興に役立てばと考えています。19日は,朝11:00頃から取材に入ります。NHKの取材班や大学の先生方が地区の中を自由に撮影するとのことでしたので,お会いすることがありましたら声をかけてくださいね。ご理解とご協力の程,宜しくお願いします。 (文責:加代 等)