【能登半島地震・下唐川通信「絆」】金沢大学のみなさんによる下唐川の聞き取り

金沢大学のみなさんによる下唐川の聞き取り

9~10日,金沢大学の学生伊藤さん,技術補佐員の田中さん,総合技術部の美作さんが,大きな下唐川の地図を広げて,下唐川の歴史や生活を地域の人たちから聞き取るというワークショップを開いてくださいました。私は,仕事であまり関わることはできなかったのですが,樹法さん,片岡さん,堂田さん,左部さんや地区の人たちから,下唐川にまつわる話をたくさん聞いていたようでした。大きな地図には,聞き取りをした内容を書いた付箋がたくさん貼られていました。伊藤さんは,下唐川の震災被害や復興を卒論のテーマにしているので,いずれ今回聞き取りしたことを私たちに還元してくれることと思います。2日間,有意義な時間をありがとうございました。


復興対策委員会・奉賛会で確認したこと

1月の地区総会で討議して,今の私たちにできることから始めましょう!

15日(日)に金沢大学の藤井先生,田中さん,都立大の益邑先生にも参加して頂き,第2回復興委員会と奉賛会の合同会議を開催しました。第1回復興委員会とその後の準備会で話し合われたことの確認をしてから,来年度の祭事等について検討しました。その中で確認されたことをお知らせしますので,1月の地区総会でご意見をよろしくお願いします。総会において来年度の祭事等の在り方を決定します。

1.祭事等について確認したこと
①「春祭り」「秋祭り」の2つを神社で行う。(御消息様,焼け祭り,だいこん祭りについては,今後検討を継続する。)
②「磐持ち」については地区行事として,ボランティアの方や大学生の力を借りて復活させる方向で検討する。
③ 祭事の郷土料理「だごだい」と「さばずし」は,継承できるよう検討する。
④ 直会については,できるだけ負担がかからないよう神社か集会所で実施する。
⑤ 経費については,全戸から集金する。
2.奉賛会について
① 「奉賛会」を解散し,地区役員と復興委員会が運営主体になる。
② 復興委員を1名増やし,地区役員の幹事とともにこれまでの奉賛会の業務を担当する。
3.穴水町災害義援金第二次配分の使途について
穴水町より地域・集落のコミュニティを維持するために以下の義援金が配分されます。(一律10万円+1万円×住民基本台帳の世帯数)
・地区義援金 40万円
・仮設団地義援金 27万円
①これまでの地域の活性化行事や活動の経費及び今後の行事や活動の経費。
②集会所の備品や修繕等の経費。

使途については,地区総会,団地総会(臨時会)において決定するが,団地義援金については一部会費に当て,今後会費の集金は行わない。