地域活性化に関する共著出版の具体例(イメージ)
どなたか組みませんか?
研究論文集「地域活性研究」Vol.18(2023年3月発行)の査読論文のもくじが地域活性学会サイトで公開されました。実に多くの地域活性化領域で学術研究論文が書かれていることに感銘を受けます。また、実務家教員5名による出版—共創の強化書―学び成長し続ける自分の作り方—の記事から多くの反響をいただきました。Facebook地域活性学会JKのグループでは「共著という手段は活用したいですね。ということで、どなたか組みませんか?」との呼びかけがありました。また、「地域活性研究で査読論文を採択していただき、博士を取りました。研究業績のために、博論も絡めて初めての著書出版に挑戦しようとしましたが、素人であり、どこにも相手にしてもらえなかった経験があります。もし、共著で入れていただける余地があるなら、お願いできればと思います」との声も届きました。そこで、共著出版の企画をしました。
名古屋産業大学教員による共著出版に刺激を受けた https://chiiki-kassei-jk.com/archives/4999
共著出版の筆者をつなげます
わたしは、報告書の編集、自費出版などの経験が多いので、共著出版の編集をお手伝いできます。共著出版をご希望の方は、共著出版参加希望とお書きの上、お名前、所属、地域活性学会査読論文名、掲載号を記入し、Contact窓口から直接連絡をください。集まった研究者をもとに研究領域別に5~6人の構成メンバーを私から提案させていただきます。また、私が編集を行うとともに、印刷、製本、表紙デザインの発注を行いますが、共著者の方も、少しは手伝ってください。申し込みは地域活性学会で査読論文を持っている方に限らさせていただきます。出版費用の割り勘や売価を決めてのまとめ買い冊数等を提案します。また、クラウドファンディングなどの提案をさせていただきます。斉藤はこの仕事をボランティアで行います。ただ、地域活性学会編集という言葉の明記が必要と思われますので、共著出版のグループ化の後に理事会にこの活動の可否を提案します。みなさまは各々の指導教員の方の了解が必要と思われます。以上の手順を経て共著出版を実現したいと考えます。共著出版をご希望の方は、以下のURLからお申込みください。なお、この申請は2023年5月10日までで〆切とさせてください。
※印 共著出版参加希望とお書きの上、①お名前、②所属、③メールアドレス、④地域活性学会査読論文名、掲載号を記入ください。
募集を締め切りました。
多数のご応募ありがとうございました。
オフセット印刷
オフセット印刷とは版に付けられたインキを、媒体となるゴムブランケットに転写し、紙に印刷する方法である。印刷した紙をページ順にまとめ製本する。印刷機に挿入されたゴムブランケットは1回当たり10,000回印刷できる。出版社が初版、第2版と本に明記するのは、オフセット印刷で1版当り10,000冊が製本され販売することを意味しており、第2版というのは初版の10,000冊が完売見込みで、もう10,000冊を印刷・製本し販売しますということを意味している。10,000冊が印刷の単位のため、一般には商業出版の範疇に属している印刷方法といえる。博士論文の自費出版には多額の費用と10,000冊の在庫を持つことになり、不向きである。
毎日新聞出版の流通により全国書店で販売されるものの自費出版にしては高価(出典:毎日新聞)
オンディマンド出版
オンディマンド出版とは、コピー機を用い、紙に転写する方法である。印刷した紙をページ順にまとめ製本する。コピー印刷のため、100冊、200冊といった必要部数のみ印刷製本できるのが強みである。オフセット印刷と比べて、品質にそん色はない。必要に応じ増刷が何度でも、何冊でもできる。
日本学術振興会の出版助成金
正式名称は研究成果公開促進費の公募という。この中には研究成果公開発表と学術図書の2つがあり、前者には国際シンポジウム・国際会議の開催も対象である。学術図書に関する助成には、直接出版費への助成があり、学術図書の刊行に係る経費(組版代、製版代、刷版代、印刷代、用紙代、製本代及び電子化代)が対象となっている。また、翻訳・校閲経費 学術図書の刊行に際し、日本語で書かれた原稿を外国語に翻訳・校閲するための経費も含まれている。助成実績をみると100~200万円の印刷製本に関する助成を受けることができる。美術書などでは500万円近い助成が得られる。審査がある。できた図書は販売もできる。
文部科学省説明資料
斉藤の共著出版は石破大臣のオビがついている
斉藤は共著出版の著者名をペンネームにして後悔してる
writer:斉藤俊幸