【100号記念】気づきが地域活性学会活動の基礎を作る

御園愼一郎(地域活性学会会長)、小布施研究大会時(2016年)に藤井裕也君たちと

気づきが地域活性学会活動の基礎を作る

このサイトをご覧の皆様こんにちは。地域活性学会会長の御園愼一郎です。 このサイトをスタートさせてから15ヶ月経ちました。この間にみなさんの熱い活動に支えられて投稿数100本に到達しました。ありがとうございます。このサイトに投稿してくれた皆さん一人一人の活動実態の蓄積とその活動を知った他のメンバーの気づきが地域活性学会活動の基礎を作りますし、学会の財産となっています。本当に嬉しく思っていますし、これからさらに積み重ねていってもらうことを期待しています。

顔の見える学会運営

ご承知のようにこの地域活性学会は地域課題に取り組む実務家、研究者と行政職にある人たちがそれぞれの経験と知見を活かして課題解決に向けての議論や研究を行なっていくためのプラットフォームです。現在全国に1000名を超える学会員の皆さんがおられるのですから、それぞれのメンバーが意見交換をし議論を重ねる中で切磋琢磨すればさまざまな成果が出てくるはずです。ただ残念なことでしたが、これまでは全国各地におられるメンバーのことをお互いに知り合う機会は年一回の研究大会や支部でのシンポジウムなど限られたものでした。これではもったいないと思い、一昨年私は「顔の見える学会運営」ということをスローガンに掲げました。これは学会員にどのような人がいてどんな活動をしていて地域活性化に関してどんな考えでいるのかがわかるようにすること。そして自己紹介してくれた学会員に他のメンバーが気軽にアクセスして議論ができる環境を学会運営の中で提供していきたいということでした。このための具体策の企画運営を広報交流委員会に担当してもらったわけですが、斉藤俊幸委員長をはじめとした委員会の皆さんが見事に成果を出してくれました。おかげさまで、「顔の見える」ということを標榜してきた私も学会のメンバーにどんな方がおられるのか投稿を読ませていただき仲間の輪が広がっていくのを感じています。また、さまざまな活動をしている皆さんの実情を知れて心強く思っています。今回投稿数が100本に到達しました。このサイトの活動をベースとして会員同士、さらには地域活性化に取り組む我が国社会のさまざまな人の輪が広がり地域社会の活性化が進んでいくようにしていかなければならないと考えています。みんなの力を結集して進んでいきましょう。
Writer:御園愼一郎