OPEN CAMPUS 公務員&大学教員交流会(第2回)を開催しました
地域活性学会 広報交流委員会「公務員交流プロジェクト」では、2026年7月5日(日)に「OPEN CAMPUS 公務員&大学教員交流会(第2回)」をオンラインで開催しました。今回は21名が参加し、テーマは「公務員の学び直し」でした。参加者は関心のあるテーマを2つ選び、それぞれ20分間意見交換し、理解を深めました。
1.5つのテーマでの対話
① 社会人はどこから学び始めればよいのか
大学院に興味はあるけれど、何から始めればよいのか分からない方に向けて、シンポジウムやセミナーへの参加、学会に足を運んで研究者や実務家とのネットワークを築くことの重要性について意見が交わされました。
② 実務上の問題意識をどのように研究テーマにしていくのか
普段の仕事で感じている「なぜだろう」「もっと良くできないだろうか」という疑問を、研究につなげていくためには疑問を整理し、検証可能な仮説へと落とし込むことが重要であることが共有されました。
③ 仕事・家庭・学費と両立しながら学ぶ現実
仕事や家庭と大学院での学びを両立するのは大変です。時間管理や、論文執筆の進め方、人事異動が研究に与える影響などについて経験談が共有されました。また、博士課程進学前の論文執筆や研究計画の重要性も紹介されました。
④ 学会とは何か、どのように参加すればよいのか
学会は研究成果を発表する場であるだけでなく、ネットワークを築く場であることが紹介されました。自分に合った学会の選び方も具体に共有されました。
⑤ 学びを仕事や将来のキャリアにどう生かすか
大学院での学びを政策立案や庁内調整などの実務に生かす方法や、公務員として働きながら博士号を取得することの意義、さらには新たなキャリアの可能性について、それぞれの経験をもとに意見が交わされました。
2.参加者の声
事後アンケートでは、回答者の83.3%が「満足」または「とても満足」と回答しました。特に、「実務上の問題意識をどのように研究テーマにしていくのか」と「学びを仕事や将来のキャリアにどう生かすか」への関心が高く、多くの参加者から「現役・元公務員の生の声が聞けた」「少人数で相談できた」「今後のキャリアを考える上で参考になった」といった感想が寄せられました。一方で、もっと時間がほしかったという意見もあり、今後の運営改善につながるご意見をいただきました。
3.今後の予定
第3回交流会は、2026年8月2日(日)に「論文の書き方」を講義形式で開催する予定です。研究テーマの立て方、書き方の参考となる文献の調べ方、投稿論文と博士論文の書き進め方の説明を行います。今後も、公務員と大学と学会をつなぐ交流の場を継続し、地域づくりに携わる実務者のネットワークづくりを支援していきます。

