東京渋谷のヒカリエで開催された小学生のプログラミングコンテストに行ってきました。ゲームを競うコンテストかと思いきや、今、話題の文章作成AIをChatGPTより早く発想する小学生、ユニバーサル社会に貢献するソフトをロボットを介してプレゼンする難病を抱えた少年、地方創生がテーマといえる熱中症対策、防災、統計などのアプリを説明する小学生も登場。彼らに共通するのは社会への貢献、使い続けるという持続性であり、いたってハイレベルな小学生の姿を見させていただいた。アクセスビリティ、ローカライズ、ブラッシュアップ、リアリティ、フィードバックグループ、環境のランダム性などの言葉を理解し、審査員と丁々発止に話す彼らは、スゴイというほかないですね。「AIは人間が受けた教育で成長する。人間が間違った情報を与えないことが重要だ」と回答する少年の言葉が忘れられない。数年後には彼らは高校や大学に入ってくる。教員のみなさん、大丈夫ですか。
競争しないで共同する、戦わせないゲーム
GPT-2を使った文章作成
地方創生系アプリ
参加した小学生は5210人
小学生のためのプログラミングコンテスト当日動画はここから https://techkidsschool.jp/grandprix/final/
Writer:斉藤俊幸