【金融部会】 商流情報を活用した地域活性化

山口省蔵副部会長のファシリテーションでオンラインセミナースタート

地域活性学会【金融部会】 商流情報を活用した地域活性化に参加しました。この研究会での帝国データバンクさんの発表には、地域の産業政策(地域未来牽引企業の考え方)が関わっていますので、それについてまとめてみました。

地域未来牽引企業調査事業https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000180.pdf

地域未来牽引企業(参考)

地域企業の「稼ぐ力」の向上や、地域経済の好循環を実現するためには、地域に裨益する波及効果の高い事業を行うと期待される地域の中核企業を抽出し、予算、税制、金融、規制の特例等の支援策を総動員し、これらの企業による地域経済を牽引する事業を集中的に支援していくことが必要である。このため、地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する経済波及効果を及ぼすことにより地域の経済成長を力強く牽引する事業をさらに
積極的に展開することが期待される企業を「地域未来牽引企業」として選定・公表する。
こうした観点から、2017年度より、ビッグデータ(企業間の取引情報等)を活用して地域未来牽引企業を定量的な方法により抽出するための「地域未来牽引企業評価基準」を作成し、当該評価基準を用いて地域未来牽引企業の候補を抽出した。さらに、地域未来投資促進法の成立以降、地域特性を活用した事業の遂行による地域経済の好循環を目指した、地域経済牽引事業計画が各地で策定され、その計画を担う事業者(牽引事業者)が選ばれている。上記の背景により、本事業では、追加的に地域未来牽引企業を選定・公表するために、「地域未来牽引企業評価基準」を用いて、地域未来牽引企業の候補を抽出するとともに、昨年度選定・公表した地域未来牽引企業のフォローアップを行うことを目的とする。

地域未来産業政策の方向性 https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/chiiki_keizai/pdf/020_01_00.pdf