DAOとは何か
DAO(Decentralized Autonomous Organization、分散型自律組織)とは、特定の所有者や管理者が存在せず、参加者が共同で意思決定を行う組織形態です。DAOは主にブロックチェーン技術を基盤としており、スマートコントラクトを利用して運営されます。これにより、全ての決定は透明性を持って記録され、参加者全員がそのプロセスに関与することができます。特徴は分散型管理にあります。 DAOは中央集権的な管理者がいないため、全てのメンバーが平等に意見を述べ、投票する権利を持ちます。DAOのメンバーになるためには、そのDAOが発行するトークンを保有する必要があります。このトークンは、投票権や提案権を持つための重要な要素です。DAOには多くの利点がありますが、同時に課題も存在します。利点としては、透明性の向上、参加者のエンゲージメントの促進、そして中央集権的な権力の排除が挙げられます。
ぐんま山育DAO
群馬県で「ぐんま山育DAO」という新しいプロジェクトが始動しました。このプロジェクトは、群馬県庁が主導し、株式会社ガイアックスが開発したDAO運営基盤「DAOX」を活用しています。目的は、地域活性化や関係人口の増加、移住促進を図ることです。出資者は自分専用のぶどう畑を選び、そこで育ったぶどうを使ったワインづくりを体験できます。県外からの資金や労働力を呼び込み、地域経済の循環を促進することを目指しています。DAO(分散型自律組織)は、参加者が自律的に運営する組織形態であり、群馬県ではこの仕組みを利用して地域課題の解決や地方創生を進めています。具体的には、DAOを通じて地域の資源を共同管理し、地域のニーズに応じたプロジェクトを実施することが期待されています。このように、群馬県ではDAOを活用することで、地域の活性化や持続可能な社会の実現に向けた新たな取り組みが進められています。


ワイン事業を行うチモリ合同会社を設立
チモリ合同会社は、群馬県沼田市に本店を置く法人で自然派ワインを醸造するワイナリーの建設やブドウ畑の整備を行う事業者です。同社は現在、事業費や事業推進費に充当する資本金5000万円を集めるため、各地で事業の説明を行っています。中小企業基本法では、中小企業の定義が資本金や従業員数に基づいており、資本金が5000万円以下であることが中小企業としての条件となっています。法人税法でも、資本金の額によって適用される税制が異なります。資本金が5000万円を超える法人は、特定の優遇税制の適用を受けられなくなる場合があり、これにより資本金の設定がチモリ合同会社の税負担に直接影響を与えることが懸念されるため、上限5000万円を集めることとしています。

(株)ぐんま山育DAOの取締役として金融機関や投資家に『群馬自然派ワイン産地化プロジェクト』を説明する六本木ユウジさん
有機ブドウ剪定講習会を開催
自然派ワインの世界的醸造家“大岡弘武さん”をお迎えし有機ブドウ剪定講習会を開催しました。

出資者がブドウ栽培やワイン醸造に参加

出資者がワインを購入

関係リンク
ガイアックス、自社開発のDAO運営基盤「DAOX」を活用し群馬県庁主導の地方創生DAO「ぐんま山育DAO」を開始(日経新聞)https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP686424_U5A200C2000000/
DAOガイドライン(群馬県)https://www.pref.gunma.jp/page/637396.html
群馬県の関係人口・移住促進を目指す「ぐんま山育DAO」を始動(PRTIMES) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000685.000003955.html