【域学連携部会】4つの地域を旅して学ぶ「さとのば大学」(研究会のご案内)

出典:さとのば大学ホームページ

中学校・高校・教育委員会の教職員の皆さまへ

地域活性学会より研究会のご案内をさせていただきます。当学会は、地域活性化に関する研究と実践を目的とした学会です。学会といえども実践を重視しており、研究者や地域の実践家、地域おこし協力隊員、行政関係者、コンサルタントなど、多様なメンバーが意見交換を行い、協働でプロジェクトを進めています。昨年は高校生2名が学会で発表し大きな注目を集めました。今後は、探究学習や地域学習に関連したコンテストなど高校生の発表の場をさらに増やしていきたいと考えております。この度、皆さまとの意見交換の機会を設け、地域学習や探究学習のあり方について、共に考えるイベントを企画いたしました。ご参加いただけますと幸いです。また、今後も皆さまのご要望を反映しながら、企画を進めてまいりたいと考えております。何卒よろしくお願い申し上げます。

テーマ:学び3.0―4つの地域を旅して学ぶ「さとのば大学」―

講師:信岡 良亮氏(さとのば大学 発起人)

日時:10月31日(木)19:00~20:30

概要:「さとのば大学」は、日本全国の4つの地域に滞在しながらプロジェクト学習を実践する、新しいスタイルの市民大学です。全国各地の学生や、地域共創領域で活躍する講師陣とオンラインで繋がり、理論と対話を通じて学びを深めています。今回は、さとのば大学のコンセプトと実践について、信岡 良亮氏にお話しいただきます。講演後にはQ&Aや、小グループでのディスカッションも行い、議論を深めます。皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

お申込:https://ckg2024-1.peatix.com

学びの特徴

出典:さとのば大学ホームページ

発起人の想い(信岡良亮)

解決できないような課題を取り扱うことには苦しさが付きまといます。その課題や自分自身と向き合い続けるためにも、「ほしい未来」を小さくても形にできる安心感や、ともに成長しあえる仲間の存在が大切です。私たちはつい、すぐに答えを探してしまいますが「これが答え」と結論を出す方法ではなく、「答えって何だっけ」と本質に迫る方法を学ぶ。自分たちで問題を考えて、自分たちで学び方を考えていく。さとのば大学は、こうした学びを大切にしています。ともに学びあいながら、自分たちの未来を自分たちごととして考え、誰しもがほしい未来を創るために挑戦できる。そんな未来を、さとのば大学では描いています。

さとのば大学 発起人 信岡 良亮 出典:さとのば大学ホームページ

1982年生まれ。同志社大学卒業後、東京でITベンチャー企業に就職。大きすぎる経済の成長の先に幸せな未来があるイメージが湧かなくなりその後退社。人口2400人弱の島根県海士町という島に移住し、2008年仲間と共に「持続可能な未来へ向けて行動する人づくり」を目的に起業。6年半の島生活を経て再び上京。都市側からもアプローチし、都市と農村の新しい関係を創ることを目指し、現在さとのば大学を運営する株式会社アスノオトを創業。