珈琲のいい香りの中で(69号、2024年12月1日発行)
石光商事のみなさん,ありがとうございました。またいい出会いができました。
29日(金)「レスキューストックヤード」さんにつなげて頂いた石光商事のみなさんによるカフェが開催されました。こちらに来る前に焙煎した豆をその場で挽いてコーヒーを入れてくださいました。コーヒーのいい香りが部屋中に広がり,とてもぜいたくな気持ちになりました。女性たちを中心に麻袋を使って小物ケース等も作りました。素敵な小物が出来上がり,2時間のカフェでしたが,とても楽しい時間を過ごすことができました。帰りがけに「からこ菜のマスタード」の話になり,堂田さんから色々説明を聞いて試食もしてもらったのですが,みなさんそのおいしさに感心していました。食料品を扱う会社なので,もしかすれば販路が広がるかも・・・。石光商事のみなさん,本当にありがとうございました。またいい出会いができました。
人と人とのつながりを深めて(70号、2024年12月4日発行)
この人たちの「情の深さ」を復興のエネルギーにつなげていきましょう。
10月19日(土)「能登穴水やすらぎ音楽サロン」が開催されたことをみなさん覚えていらっしゃると思います。素敵な演奏と歌が私たちの心に深く沁みこみ,とても穏やかな気持ちになりました。ただ,この1時間ほどの演奏と歌は,ここで終わらなかったのです。その場にいた田畑さんが演奏と歌に感動して,後でRitaさんにお礼のメールを送りました。能登の惨状を目にした胡弓の石田さんやRitaさんが中心になり,能登を思う「風と光のふるさと」という曲が生まれました。田畑さんとのメールのやり取りの中で田畑さんが送った下唐川の被害や活動の写真などがモチーフになりこの歌が生まれたそうです。私も送られてきたこの歌の音源を聴いたのですが,とても素敵な曲で感動しました。そして,11月30日(土)その曲のお披露目コンサートが開催され,田畑さんと吉川さんが名古屋に行ってきました。田畑さんとの対談も盛り込まれ,たくさんの方に能登半島地震に対する思いを伝えることができました。涙々のコンサートで,参加した二人も涙が止まらなかったとのことでした。NHKの取材も入っていたので,今度コンサートの様子が「ニューズかがのと」で放送される予定です。石田さん,Rita(門田梨江)さんをはじめ,コンサートに関わったみなさん,本当にありがとうございました。 裏面に「風とひかりのふるさと」の歌詞を載せました。 (文責:加代 等)
みなさんのお話を聞かせてください!(71号、2024年12月7日発行)
金沢大学 伊藤夢乃さんを中心にした学生さんたちによるワークショップです。
金沢大学建築計画研究室の伊藤夢乃さんから,下唐川地区でのワークショップ開催の案内が届きました。伊藤さんは,7月の第2団地の完成の頃から下唐川に調査に入り,藤井准教授とともに復興対策委員会や準備会,そして,地区の上高地旅行にも参加してくれました。下唐川の今後の復興についても,私たちの地区の人たちの思いを大切にして,若い感覚で考えてくれています。ワークショップについても次のような思いで開催を計画してくれました。『思い出話に花を咲かせながら,改めて集落の大切なものを見つめ直し,復興への前向きな一歩に繋がる機会を作れたらと願っています。かしこまったワークショップではないので,ふらっと気軽に立ち寄っていただけると嬉しいです。ぜひご参加ください。一緒に集落の魅力を掘り起こしましょう!』2日間の開催になります。都合のいい時間においでください!