ウェルビーイングを感じてる?

高尾真紀子

はじめまして。高尾真紀子といいます。2015年から法政大学大学院政策創造研究科で教員をしています。その前まで大学を卒業してから30年ほどずっとシンクタンクで働いてきましたので、バリバリのJK(実務家教員)です。

二人の「としちゃん」と縁がある

地域活性学会JK仲間に誘っていただいた斉藤俊幸さんとは新卒で入った長銀総合研究所にいたときにお仕事でご一緒させていただいたご縁がありました。また地域活性学会副会長の保井俊之さんは大学時代の友人で、現在は共同研究をしています。というわけで、お二人の「としちゃん」と縁があることになりますね。大学では社会心理学を専攻していましたが、入社した金融機関系のシンクタンクでは、産業調査や経済調査、地域や企業のコンサルティングなどを経験しました。消費、流通産業、ヘルスケア産業などを担当する中で、医療・介護政策に興味を持ち、社会保障について研究してきました。法政大学に来てからは、地域政策と幸福度、認知症の方の社会参加、シニア世代のウェルビーイングなどを研究してきました。

こちらが教えられることばかり

法政大学政策創造研究科は主に社会人を対象とした地域づくりの研究大学院です。私は地域ウェルビーイング・プログラムで、ゼミの他、調査法、地域活性化システム論、ウェルビーイング論、少子化と社会保障の講義を担当しています。ゼミの学生は、介護や保育などの専門職、民間企業にお勤めの方や公務員、NPOの主催者、留学生など、20代から70代まで職業も国籍も年齢も本当にさまざまで、こちらが教えられることばかりです。今年のゼミ合宿では藤沢市の介護事業所あおいけあを訪問して、代表の加藤忠相さんのお話をお聞きしましたが、これもすべてゼミ生のネットワークのおかげです。

地域とウェルビーイング

私自身の現在の研究テーマは、地域とウェルビーイングです。最近は流行り言葉にもなっているウェルビーイングですが、日本語では「健康」、「幸福」、「福祉」などと訳されてきました。私が仕事で関わってきた地域づくり、医療や福祉政策、大学で学んだ人間関係の心理学などすべてがウェルビーイングに通じています。この夏は高知県の土佐山アカデミーを訪問したり、保井さんのご案内で広島県大崎下島を訪れたりして、ウェルビーイングな時間を体験しました。ウェルビーイングを感じられる地域づくりとは何か、研究していきたいと思っています。

あおいけあにて代表の加藤さん、ゼミのメンバーとともに

大崎下島にて保井先生ウェルビーイングな仲間たち、久比地区の皆さんと

土佐山アカデミー 吉冨事務局長と

土佐山アカデミーのブランコに乗って

沈下橋の上でウェルビーイングを感じてる?